バーの椅子に腰掛けてウオッカをあおる。
ウイスキーとか言うやつは好きになれねぇ。俺の口の中を勝手に掻き回すからだ。
酒も女も、分かりやすいほうがイイ。
ところがこいつは勝手に俺の隣に座って話しかけてきやがる。
うざいと言えばうざい。
しかし、暇を持て余していたからな。時にはウイスキーもイイのかもしれない。
「アンタ酒強いんだねぇ」
バイスとか言ったか。感心しながら俺のあおるウオッカを見ている。
「周りが弱すぎんだよ」
「へぇ。言うねぇ」
そう言いながら、面白そうに俺のほうを見ている。
大きく開いた襟から、白い胸元が覗き見える。
別に興味があるわけじゃねぇ、綺麗な肌だよな、と思っただけだ。
「なにか俺の顔についてるか?ジロジロ見たってなんもやらねぇぞ」
俺のその言葉に、鼻で笑いを返す。
そのクセ俺に甘い視線を送ってくる。抱かれてぇのかコイツは?
不意にポケットに突っ込んだ片手に這うものを感じて、身体をひねってかわす。
バイスの細い指だった。
逃げた俺の片腕をそっと追う。
そして掴む。
「触ンな」
「アンタ…オロチだろう?八卦衆らしくないんだね」
「ああ?」
そうか、こいつらはオロチとか言ってたな。
「俺には関係ねぇだろそんなモン。興味もねぇし、なんの特にもならねぇ」
「変な男だな。力を追いたいと思わないのかい?」
「そんなモンとっくに間に合ってらぁ」
ふぅん。小さく呟いて俺の腕をなでる。
「触るなっていってんだよ」
脅し文句を何度かかけるが、それを止めようとしない。
オロチってのは蛇らしくこうシツコイもんかね。
バイスの唇から、吸い付いて来そうな舌がちらりと覗く。
「オロチの血で狂えばアンタだって欲しくなるさ。」
そう言って、俺を上目使いに見上げるその仕草。
コイツ手馴れてるな。
手馴れた女ってのは面白くねぇ。
駆け引きが楽しいとか言う輩がいるが、俺にはどうも理解できねぇ。
「俺がオロチで狂うかっての」
「狂うさ。必ずな。」
自信たっぷりに俺を見上げながら見下しやがる。
俺を見つめたまま、俺の片腕を引き上げようとする。
この野郎…
「テメェ…魂胆はなんだ」
「この手を拝みたいだけさ。なんでポケットに突っ込んだままなんだい?見せてみな」
「そんなに俺がぶっ飛んだところが見てぇか。死ぬぞ?」
その目をギラリと睨み付けてやる。バイスの目に一瞬浮かんだ脅えを見逃すわけがない。
しかし、こいつは口元を上げたままだ。
不思議な女だ。
変な女だ。
なんで俺にかまうんだ?
「片腕じゃ不便だろう?」
不意に俺の腕から手を放したかと思うと、そう言いやがった。
そして、酒を少しあおってから、俺に小首をかしげる。
面倒だから答えない。
無視して、ウオッカを口に含む。
すっと溶けていくようなアルコールの感触。
「女も片手で抱くのかい?」
ぶっ!ひ、人が酒に浸ろうとしてんのに。何言ってんだ突然。
俺の考えを読んだように、くすくすと笑い出す。
確かに、女も片手で抱いてたよ。騎乗位で勝手に腰振らせときゃすむしな。
その俺の答えに、物珍しそうに顔を近づけてきた。
小さな声。
「抱けるのかい?」
「見たいか?」
「願いたいね」
唇が俺の目の前で、そっと囁いた。
「狂わせてやるよ」


ホテルの一室で、バイスは俺に何度も何度もそりゃシツコイくらい食い下がってきた。
両腕で抱いてみろってな。
無理だっつーに。気づいたら死体でした。じゃすまねぇ。
俺だって今警察の目がかかってる場所でやっとこさ人間らしい生活してんだ。
そのうち香港にでもまた流れちまおうかな。なんて思ってた。
だから、今、余計なことして目が増えるのは好ましくねぇ。
「腕は一本だ。十分だって言ってんだろが」
「……両腕出して片腕で…譲歩しよう」
「なんだそりゃ」
バイスが俺の腕を掴む。
懇願するような目つき……どうなってもしらねぇぞ…クソ。
すぅ、とゆっくり息を吸って吐きながらその手を出してやる。
ピリピリとした感触。右手が自由になると思うと、それだけでゾクゾクしてくる。
「もう…止めとけ」
そういった自分の声が掠れていることに気づく。
「そうだな。私も余計な危険をしょいこむツモリはない」
この女はそう言った。
そう言って、俺の腕を引き上げて。
ベッドの端に俺を引き寄せる。
金属音。俺の片腕が拘束される。
「…!テメェ…!これで封印のツモリかよ!」
手錠のようなものでベッドに繋がれた俺の片腕。
動けないわけじゃない。もう片方の腕がある。
「封印だ。だが狂わせてみたいという私の欲求はまだ治まってはいない」
動かない右腕。一種の封印ではあるが…風にさらされた腕はやはり刺激物の役目を果たす。
バイスがベッドの上で天井を仰ぐ俺の体の上に馬乗りになる。
太腿の熱さが、俺の腹を締め付ける。
指が、俺の首元を滑る。筋肉にそって、なぞるように、そして時に円を描く。
耳元に熱い息。
それと共に蠢く舌に耳朶を犯される。
舌先で輪郭をなぞる、何度も。胸をなぞる指の、かすかな刺激が熱く大きくなってくる。
上手いな…。身体が反応し始めちまってる。
下半身に巻き起こる熱。耳を愛撫され、身体をなぞられる度にじりじりと駆け上がる痺れ。
「…っふ…」
乳首を弾かれて、身体が硬直する。
暴走したがる右手が俺の脳を直接刺激してくる。
快感と激情と。両方の渦が俺を流そうとうねり絡みついて来る。
バイスのため息が耳元に熱く。黙ったままの俺に、コイツはほくそえんでいるんだろうか。
大きく息を吸いこむバイスの胸の上下。
俺の腹の上に柔らかな感触が、まるで愛撫するように触れる。
何度も息を吸い込む柔らかい身体。
何度も。
何度も…首筋に噛みつかれて、俺は悟った。
俺が、食われる。
「悪い…山崎…。」
「…どうした」
「私が暴走してしまいそうだ」
「いいぜ、勝手にしろよ」
ヤバイんじゃねぇか?頭ではそう分かっていた、けど駄目だ。
もっとどうにかされたがっている自分がいて、それに逆らえなくて。
バイスの腕が俺のシャツを掴んだ。
のけぞりざま。それを引き裂く。
強い力で引き上げられて、身体が布きれと擦れて熱い。そのまま噛み付かれる。
身体中に。烙印を押すように。
俺の本能が掻き立てられるのが分かる。
こいつとは身体が合う。本能的に分かった。
自由になる腕で、その白い乳房を掴む。
ちょっとイテェだろうと思えるくらいの力で1度掴んでやる。
「う…ああぅ…ッ」
そしてそこを1度自由にしてやってから、優しく掴みなおす。
弓のようにしなった身体が俺の上に落ちてきた。
そのままキスされる。
深く激しいキス。貪るような舌。
バイスの腰が俺の下半身にこすりつけられて、柔らかな快感が走る。
煽ってやがる。
たいした事もしていないのに、バイスの息はものすごく荒かった。
なんでだ?これがオロチなのか?
それともコイツの性癖か。
俺を求めて探ろうとして穿り返そうとするように。俺に埋まってしまいたいような仕草。
抱きしめては離れ、噛みつき、そして熱い舌を這わせる。
所在無さげな身体。
居場所を失って、俺の身体の上を這いずり回る。
胸を掴んでいた手を離して。何かを探している身体を。俺の手で。
「抱いてやるから大人しくしてろ…」
髪をなでる。頬をなでる。耳元から髪をかき上げてやると、狂おしく眉を寄せる。
綺麗な顔だ。
コイツは今までどんな抱かれかたしてきたんだろう。
自由にならない片腕は封印されたまま。
もう片腕で出来る限りの愛撫をする。
半分の俺。
背中に手を回して、俺のほうに身体を引き寄せる。
白いふくよかな胸が、俺の口元に寄せられる。
そこをそっと舌で伝う。ちょっと押しただけでも動きに逆らわずに波を打つ肌。
背中を伝って、下腹部へと指を滑らせる。
女抱いてやるなんて、久しぶりな気がする。
俺がこうやって抱いてやってるなんて。俺が愛撫してやるなんて。
自分でも不思議なくらいの柔らかい愛撫。
下腹部へ持っていった指で、そっと敏感な部分に触れる。
「あ…山崎…もっと、そうしてくれ…」
俺に触れられる度に崩れ折れる身体。
俺の肌に歯を立てたりしない従順な生き物。
「暴走…するんじゃなかったのか?」
耳元でそう言って笑ってやる。
聞いているのかいないのか。
とろけそうな液でどろどろになってしまっている其処を、
傷つけないようにそっとなぞり、そして指をうめこむ。
「ああ…ん」
掠れた声を出して俺にしがみつく。
獣のような姿勢で俺の上に乗った身体。
下から攻める俺の指の愛撫で身悶える綺麗な獣。
きつく閉じていた目がふっと開かれ、瞳が俺を捉える。
「な…んで…お前はそんなに…落ちついて…あ…」
「お前だって落ちついてるじゃねぇか」
さっきまで俺が食われちまうかと思ったけどな。
どうしちまったんだろう。俺もコイツも。和んじまってる。
俺ぁ多分こいつとするなら、すっげェもうSM状態とかそんなんじゃねぇか?
と思ってたんだがなぁ。
それがこんな、こんなに面倒なこと俺は。
「どうして欲しい?なんでもしてやるぜ」
本心からだった。妙だ、俺の勝手な精神は変な方向に暴走してやがる。
恥ずかしそうに俯くバイスの頬にキスをする。
コイツこんな顔もするんだなぁ。
中で軽く指を動かすと、切なげに瞼を伏せて声を殺す。
こいつは俺にどうして欲しいんだろう。聞いても言わねぇし。
どうしたらこいつがもっと喜ぶだろう、どうしたらもっと気持ちいいんだろーな?
そっと俺の指に指が触れた。
そのまま、其処から抜き取られる。
「んう…あ」
かすかに濡れた息を吐いて。じりじりと下がって行くバイスの身体。
俺の下半身に手をかけると、握り込んで顔を寄せる。
「おい、止せ」
「…。嫌か…」
そ、そんなところから俺を上目使いで見んなっての。ゾクッときちまうじゃねぇか。
「そんなコトするこたぁねェ。面倒だし、疲れるだろうが」
「…山崎。お前は、面倒だったの…か?」
「いや…あ〜…だからよ、そんなことしたって
 オメェは気持ちよくねぇだろがッつってんだよ」
そう言う俺にふっと笑みを漏らして、おもむろに沈み込む。
熱い舌が俺の其処を舐め上げ、そして締めつける。
自分でも鬱血しているのがわかる。いたわるように指でさすられて、思わず吐息がもれる。
先端を口に含んだまま、下で舐る。
「…バ、イス…っ…っく…」
バイスの下が俺の其処からつまらなそうに離れる、そして次の期待。
「なぁ…山崎…もう…いいか?欲しいんだ…」
そう言われながら、其処を強く擦られる。
「…!!!は……ッ、ぁうッ!や、めろ…」
「駄目か…?」
「ば、か。良くって…イッちまう…じゃ…っく」
「イイよイッても…アンタが気持ちイイと私も気持ちイイ…妙な感覚だ…」
馬鹿野郎…そんなこと言われたらマジで。俺はマジで昇っちまうじゃねぇか…
俺の荒い息を顔を寄せて聞こうとする。
俺のかすかな反応を聞きとって、弱いところをリズミカルに攻め始める。
「駄目、だ、バイス…お前ん中…入りてぇ…」
するり。
俺の其処から手が離れた。
バイスが体を持ち上げる。
濡れた柔らかい感触。ゾクッと来て、それが触れただけでもイキそうになる。
「嬉しい…よ…貰えないかと思った」
「…?」
こいつは、本当にどんな抱かれかたしてきたんだ?
「もっと…ください…」
言われるまま、腰に手をかけて引き下げ…
いや、ゆっくりと。
そっと包み込ませるように。
「あ…そんな…仕方……」
「強引な方が好き…か?」
「そ、そんな…あああ…」
俺の上に乗せたまま、腰から手を滑らせて乳房に触れる。
コイツの中が俺を包んだように、俺も柔らかくそこを包む。
微かな愛撫。
バイスが腰をくねらせる。刺激が熱く俺を責める。
そのまま、足を曲げてバイスごと身体を起き上がらせる。
捩じれた腕が後ろ手にひねり上げられる。
「っテェ…」
下手に動くと抜けそうだぜ…しかし、コイツにもっと近づきたかった。
その欲求が勝ったってぇわけだ。
顔を見たい。
身体を密着させてみたい。
イイじゃねぇか。欲求ってのはそんな些細なもんだ。
セックスしてるときくらいは、欲求どおりに動いたってイイだろう。
なあ、俺のオロチの血よ。
バイスの身体を抱えたまま、その耳朶に舌を這わせる。
中の方に舌を突っ込むと、ビクっとして頭が逃げる。
可愛いじゃねぇか…
な、何考えてんだ俺。何が可愛いだよ、
女なんて面倒で、邪魔で、弱くて守ってやんなきゃならねぇし、邪魔だし、そう、
負担になるし。
頼ってくるばっかでなんも出来やしねぇ。
コイツが俺に溶け込む理由はなんだ。
オロチの血を持つ…世間で言う仲間…とか言うやつだからか?
「バイス…俺の腕…自由にならねぇか…?」
「ん…待、ちな…あ…ッ!ん…動くな…」
バイスの腕が俺の手を捉える。
骨が軋むほどひねられた腕、それでも痛くはない。
指が腕の筋肉をなぞる。
そして微かなため息。
「イイな…力があるってのは」
「あ?お前だってあるだろうが、女にしちゃ…」
「女の枠内で強くても無意味なんだ。限界は…女の方が早く来る」
「だから力が欲しい、か?自分の使命がそれと?」
黙ったまま、俺の腕の拘束を解く。
腕が自由になるのを感じる。
ゾクゾクと駆け上がる感覚。
俺もオロチか?はん。関係ねぇ。
「俺にだってェ限界はあらぁ。弾込められりゃビビりもするって」
「それは…そうだろうが…しかし…」
「だが俺は迷ったことねぇぜ。出来るコトは自分にしか出来ねぇ。だろ?
 自分の持ってる力出そうとして、それでつぶれりゃ本望だ」
本当だよ。
ずっと思ってたよ。
俺が持ってるのは俺の持ってる力でしかない。それ以上はありえない。
当たり前だ、人間てのは、そう出来てる。
それ以上になるには、機械の身体にでもなるこったな。
オロチが復活すればそれも簡単だと言うのかもしれねぇ。この女は。
俺は俺でイイ。
「俺はオロチじゃねぇ…山崎竜二だ」
バイスが俯く。
俺の胸に手をかけて。
「私は…オロチ…だ」
「俺が抱いてる女はすげェイイ女だぜ」
ゴチ。
抱きしめられた身体の後ろから、後頭部に向かってパンチが飛んできた。
「イテェ…」
「余計なこと言ってないでさっさと済ませなッ!」
「あのなぁ!俺は済ませるとかそう言うんで抱いてんじゃねぇ!
 抜くんだったらこの手で十分だ!」
「あたしはその手汚い手と一緒かい?!舐めんじゃないよ!テメェで擦ってな!」
「一緒じゃねぇから抱いてんだろうが!」
「だからさっさと済ませろって言ってるのさ!」
「女は公衆便所じゃねぇ!ふざけんなテメェ!」
ガツ。
何度も後頭部を殴られる。
なんなんだこの女は。
腹が立つ。めちゃくちゃ腹が立つ。自分のことなんだと思ってんだこの女は。
「私はオロチだ!」
「…だから、なんだ?俺はオロチだからテメェを抱いてるわけじゃねえぞ、バイス。」
「呼ぶな。」
「あ?」
「その名前を呼ぶな…後生だ…」
それだけ言って、俺の肩に手を回してくる。
強く抱きしめられる、ッて言うか、締められてるような強さ。
「く、苦しい…オイ…も少し…ゆるく…」
「す、すまない」
分かってんだよ、もうちょっと強くしててくれてもいいんだけどな、
でもそれじゃ俺が落ちちまう。
でも落ちねぇ程度なら強く抱いてろ。
その目から落ちたのが俺にわからねぇように。な。
「なんで…お前は暴走しないんだ…食らいつかないんだ私に…」
「食うより撫でてェ、やらけぇ肌してっからだ」
「馬鹿だお前は」
へぇへぇ。
んじゃオメェは阿呆だよ。
優しい顔しやがって、俺に向かってそんな顔しやがって。
自由になった腕で、体を抱いてベッドに倒す。
俺の体の下にバイスの身体が沈みこむ。
綺麗な肌のそこここに残る傷跡。
見てみぬフリをして、腰を抱え込む。
広げさせた足の間に割り込んで、膝を持ち上げると、ちょっとだけ抵抗された。
「なんだ?足イテェのか」
「そ、そうじゃない、は、恥ずかしい…だろ…」
「すぐ分からなくなる。テメェは俺に抱かれてろ」
膝を丸め込んで頬に口付ける。
体勢で深く侵入する俺の身体に、細い悲鳴を上げる。
力なんか求めるな。力を求めるのは俺みてぇな汚れたやつだけでイイ。
オロチなんか求めるな。
面倒な傷を負うな。
オメェみたいな女は…もっと優しいところで生きていて欲しい。
偏見じゃねぇ。ただの、クズみてぇな俺の理想だ。
じゃなきゃ、俺が不意に寂しくなっても…あっためてくれる所なんてのはありゃしねぇんだ。
我侭なんだろうな。
俺は我侭なんだろうな。いいんだ。
俺は山崎竜二だから、俺は馬鹿だし、人殺しだし。
ドラッグもやったし人は殴る。ヤクも売りさばくし、手を汚さずに人も殺させる。
繁華街の女達からも金を吸い上げる。この世界にはそういう金がある。
そしてそう言う女もいる。
いつも寂しいなと思う、はけ口になんか、なろうとしないでもイイと思うのに。
女ってのがどう言う生き物なのかしらねぇ。
やっぱ、「生きてる」とこうなるんかな。
汚れて、悲しんで苦しんで。
俺と同じになっちまうんかな、女も。

バイスに抱かれて、俺はバイスを抱いた。
一生懸命しがみついてくる腕に、奇妙だが、嬉しくなった。
俺も…。兄貴をこうして求めたのか。
抱かれたからじゃない。生きる目標として。生きている証として求めたのか。
コイツも、足掻いているのか。
しょうがねぇな、俺が、抱いていてやるからよ。
1度だけ、俺も兄貴みてぇに…。誰かを抱いてやってもイイかなっ…てな。
涙が出そうになるくらい、優しく、さ。





FIN
============
長い。
死ぬ。
そのくせ内容薄い。
今までで一番最悪の出来だね。
ッて言うか、今までとタイプが違うかな。
だからそう思うのかも??
う〜ん、難しいよ〜(涙
しかも山崎優しいし。誰だよ(爆笑
あたし的には相手がバイスだからこうなってるんですが。
駄目か?駄目ですか?…チッ(笑