★SAFETY GATE★
マミーさんが何か分かったような声を出した。
何をするツモリなんだろう。
俺の身体を見つけた指が、身体をたどって上がってくる。
「ちょっとお返ししてやらねぇとな、オメーもそろそろ欲しいだろ?
 有難く思えよ…」
「ん…んん…ッ」
返事も声になるわけがなく。
頬をたどった指が、俺の唇をなぞって。
こじ開ける様に、ソコに入って来た。
な、何をするツモリ、なんだろう…。
口ん中はアナタの出したもので、一杯です…
指が、その泉に入りこむ。
「んぐ…ッ」
「お、スゲ、こんなに出したのか俺。口ん中まみれてんじゃねぇか」
「んん…」
深く潜ってきた指が、泉の中で揺れて、濡れた粘膜を掻きまわす。
動かされて溢れた液体が、零れそうになって。
注意しながら、上着のボタンを外してソレを脱ぐ。
「…激しくヤッてもイイってか?」
「…う、ん…ッ……」
俺のその声を同意と受け取ったのか。
指が俺の上顎をつたい、舌を絡めて動き始めた。
「舌で舐めろよ、俺の指をよ。二本くらい突っ込む予定だからな…
 あのフェラチオじゃぁコレくらいしねぇとお返しにならねぇ」
動きに溢れ返った液体が、俺の口元を伝ってぽたぽたと落ちる。
座りこんで、飛びこんできた指を、懸命に愛撫する。
口の中の液体が零れ落ちて糸を引いて。開いて座った足から腿、
そして、俺が自分で慰めていたソレにも滴り落ちる。
ああ、今アナタの液を受けた其処を、弄んで欲しい…

「ははっ、ドロドロだ俺の指…」
「ん…ふぅ…ッ、マミー…さん…」
「お、口が空いたか」
「く、苦しいんで…の、飲んじゃいました…スンマセン…」
「……やる、ねぇ、以外と、お前…」

立ったまま膝ついて足広げな。
その声に。
もう照れても仕方ない。照れる余裕も、ない…。
着衣を外し、壁際に身体を寄せ、膝で立って開脚する。
どうせ見えないから。少しくらい、大丈夫…
俺の身体に手を掛けたまま、その位置を確認していたマミーさんの指が、
見当をつけていたのかおもむろに俺のソコを握った。
「んぅ…っ!」
「勃ってんな……自分で、ヤッてたろ。」
「…は…ハイ…」
「おあずけってのも良かったかもな…」
そう言いつつ、俺のソレを握りこんだ指は裏腹に強く扱きあげる。
俺の口内で濡らされた指。
ソレが淫靡な音を立てて、激しく動く…
「あ…ッ…っく…」
「声、あんまり出すと誰かに気づかれるぜ」
「…んん…ッ…お、さえ…きれね…ッ…」
「そんじゃ気づかれてこんな状態さらしてみるか?」
「や、や…ですぅッ…」

ふふ、と微かに声がして。
俺の後ろに指が回される。
俺のアバラの線を舌でなぞりながら、後ろに回した指が…
どうなるのかを俺は知ってて…
指を当てられて、身体が反り返る。
「ああ…ッ」
「随分…善がるじゃねぇか…」

声に煽られて。俺のソコが咥えこんだ指は既に二本に達していた。
粘液をまとわりつかせた其れは、痛みもなく中を滑る。
グイ、と俺の腰を引き寄せて指を深くする。
「まだ、入りそうだぞ?どうする?
 指がイイか?それとも、俺のが、欲しいか?」
「……ん…ッ…あ…」
「答えは?言ってみろよ、聞きてぇんだから…」
俺の下から聞こえてくる声。
ソコにアナタがいるなら、直ぐにでも…

「…………マミー…さんの……俺に入れてください…」
「はは…ゾクゾクするねぇ…イイ選択だ」



<こめんと>
ってぇ!いつ終わるんだエロシーン!(悶絶
大丈夫です(?)次で終わります〜。
この後はまたトニボタになります。
続きは…多分かなりダークに…実はダーク苦手なんですよvv
書いてて涙出るほど寂しくなるから…ふにふに。
◎5……SAFETYGATEへ

BACK